治療にあたって
2022.09.28
セカンドオピニオンやインフォームドコンセントが当たり前になったこの時代。
例えば、癌や手術を伴う病気などの場合は、最初に見ていただいた先生以外にも、他の先生の意見や手術方法をお聞きしたりするのではないでしょうか。
では、歯科での治療方法についてはどうでしょう?
最近当院でもセカンドオピニオンで来院される方も増えています。
極力、歯を抜くことなく温存したいという気持ちは、どなたも同じです。
現在、当院で取り組んでいるのは、歯の治療だけでなく、お口の中全体を健康に保っていただきたいという事です。
お口の中で困っている事、悩んでいる事を伝えて頂く事で最良の治療方法を患者様・歯科医師・歯科衛生士で決めていく。
その意志決定にたどり着くまでの3者の関係は、とても大切でその間を取り持つ事が私たち歯科衛生士の仕事でもあると思います。
何年もの間、悩んでいた方が何度も色々お話しした結果、最近大きな治療をスタートしました。いつもポツポツとしか話されなかった方が、今では笑って色々な話をされるようになりました。
やはり思うのは、医療も人と人なんだという事。
歯科医師もそこで働くスタッフも人と人、チームワークで解決策を探し求められる医院であればと思い、明日も勤務に向かいます。
執筆者