充実した3日間の日本摂食嚥下リハビリテーション学会
2023.09.21
第29回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会に9月1日2日3日の3日間参加して参りました。
今回の参加に関しては、当院が行なっている啓蒙活動のオーラルフレイル対策セミナーのアンケート調査をポスター発表することでした。
現場では多くの方に発表を聞いていただき、今後もオーラルフレイル対策がフレイル対策になる、健康寿命の増進に繋がることの大切さを確信し、今後も歯科医院からの発信を続けていきたいと思います。
そして。
今回もたくさんの公演を拝聴して参りました。
その中でも
東京医科歯科大学 地域福祉口腔機能管理分野教授 松尾浩一郎先生の講演は特に学び多いのものでした。
訪問診療は外来診療とは異なり、対患者さんだけではなく、患者さんの周りにいるご家族、ケアマネージャー、主治医、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護士、介護に携わる方たち全ての方たちと共通認識を高めていかないといけません。診療においても様々な要因を理解しないといけません。まさに多業種連携が必須です。
その多業種連携のポイントをわかりやすく解説していただけました。
ポイントとしてはやはり、共通の言葉を用いれる様にするでした。
その助けとして、アセスメント表が大切である。
アセスメント表は当院でもOHATを用いていますが、その必要性まで落とし込んで説明があり、まだまだ改善の余地があることが気付きました。
今回の学会で得たことをスタッフで共有して明日からに活かしていきたいと思います。
執筆者
つきみの歯科医院
副院長
2004年神奈川歯科大学歯学部 卒業。
2011年からつきみ野歯科医院に勤務して以来、地域の皆様の”歯の健康”をお守りしてまいりました。
スタッフブログでは当院の診療内容についてや、スタッフ、医院の様子なども楽しく更新していきますので、 ぜひ御覧ください。