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健口体操、お口の機能を取り戻す体操について

2024.06.19

コラム

私たちの口は日常生活で多くの役割を果たしています。食事、会話、表情の作り方など、様々な機能が集約されています。しかし、加齢や健康状態の変化によって、これらの機能が低下することがあります。今回は、口の機能を取り戻すための「健口体操」についてご紹介します。

健口体操は、口腔内の筋肉を鍛え、口腔機能の維持・向上を目指す体操です。これには、舌の動き、唇の閉じ方、顎の運動などが含まれます。定期的にこれらの体操を行うことで、食事の咀嚼や飲み込み、明瞭な発音、そして美しい笑顔をサポートします

1. 舌のストレッチ
舌をできるだけ前に突き出し、次に上に向け、そして左右に動かします。この動作をそれぞれ5秒間維持し、3セット繰り返しましょう。この体操は、舌の筋肉を柔軟にし、発音の明瞭さを改善します。

2. 唇のプッシュアップ
唇をきゅっとすぼめ、その状態を10秒間保持します。次に、大きく口を開けて5秒間保持。この一連の動作を5回繰り返します。唇と顔周りの筋肉が鍛えられ、表情豊かな笑顔につながります。

3. 顎の開閉運動
口をゆっくりと大きく開けて、ゆっくりと閉じます。この動作を10回繰り返しましょう。顎の筋肉を強化し、咀嚼能力の向上に役立ちます。

これらの体操は、日々の数分間を使って簡単に行うことができます。食事の前や、テレビを見ながら、またはお風呂上がりのリラックスタイムに実践すると良いでしょう。口腔機能は私たちの生活の質に直接関わるため、これを維持し向上させることは非常に重要です。

健口体操により、口腔の健康だけでなく、全体的な健康維持にも寄与することができます。今日から始めて、健康なお口の機能を取り戻しましょう。

平井

執筆者

平井

つきみの歯科医院

副院長

2004年神奈川歯科大学歯学部 卒業。
2011年からつきみ野歯科医院に勤務して以来、地域の皆様の”歯の健康”をお守りしてまいりました。
スタッフブログでは当院の診療内容についてや、スタッフ、医院の様子なども楽しく更新していきますので、 ぜひ御覧ください。