インプラントの見た目
2024.10.23
他人が見たら、インプラントだとわかりますか?
インプラント治療を検討している方から、「見た目でインプラントだとわかってしまうのでは?」という質問をよくいただきます。しかし、実際のところ、見た目でインプラントだとわかることはほとんどありません。インプラントは、人口歯根を顎の骨に埋め込むことでしっかり固定され、自立しています。これにより、部分入れ歯のように固定のためのバネなどが不要ですので、周囲からは見た目で判断されることはないのです。
インプラント上の人工歯の選択肢
インプラントにかぶせる人工歯には、さまざまな素材や色合い、光沢、透明感、質感のものが揃っており、その中から周囲の天然歯になじむものを選ぶことができます。これにより、他の歯との違和感がほとんどなく、自然な仕上がりを実現できます。笑ったり話したりしても、誰にもインプラントだとは気づかれません。
審美面だけでなく、機能面でも優れた効果
インプラントの優れた点は、見た目だけではありません。インプラントは機能面でも非常に優れ、自分の天然歯に近い感覚でしっかりものを噛むことができます。これにより、噛む際の刺激が脳に伝わり、認知症予防にも役立ちます。また、しっかり噛むことで顎の筋肉が活性化し、ほうれい線が目立つような老人性顔貌の改善にも効果が期待されます。
QOLの向上につながるインプラント治療
インプラントを受けることで、硬い食べ物をしっかり噛めるようになり、家族や友人と同じメニューで食事を楽しむことができるようになります。大きな口を開けても入れ歯のように緩んだり外れたりする心配がなく、笑ったり歌ったりすることも自由自在です。これにより、心身ともにQOL(生活の質)の向上が期待できる治療といえます。
簡単なケアと長期的な安心感
インプラントのもう一つのメリットは、お手入れの簡単さです。入れ歯のように毎日の取り外しや特別な手入れが不要で、天然歯と同じように通常の歯磨きでケアすることができます。これは、インプラントが「第三の永久歯」と呼ばれる理由の一つです。まるで自分の歯を取り戻したかのように感じられ、生活全般で高い満足感を得られるでしょう。
インプラントは、審美性と機能性の両方を兼ね備えた治療法です。見た目にも自然であり、QOLの向上や日常生活の快適さも実感できるこの治療法について、ぜひご検討ください。どんな質問でもお気軽にご相談ください。
執筆者
つきみの歯科医院
副院長
2004年神奈川歯科大学歯学部 卒業。
2011年からつきみ野歯科医院に勤務して以来、地域の皆様の”歯の健康”をお守りしてまいりました。
スタッフブログでは当院の診療内容についてや、スタッフ、医院の様子なども楽しく更新していきますので、 ぜひ御覧ください。