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インフォームド コンセント

2022.09.07

コラム

インフォームドコンセントという言葉は、数年前からマスコミなどでよく使われるようになりました。
医師から説明を受けた患者さんが、同意した上で治療を行うということです。
過去に治療した歯の状態や、歯周病の進行具合にもよりますが、同じ虫歯の治療でも、方法はいくつもある場合があります。

高齢社会を迎え、80歳・90歳・100歳で健康な歯を残せるか?

自分の健康に対して、興味を持つ時代がやってきていると思います。

平成元年より、厚生省(当時)と日本歯科医師会が「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」
との願いを込めて「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」と【8020運動】を推進しています。
現在、75歳以上の方の平均残存歯数は、15.7本で20本以上保有している年齢層は69歳までとなっています。
平均寿命は、<女性:87.45歳><男性:81.41歳>となっており、歯の本数は長寿に追いついていないのが現状です。

歯科治療において、患者さん側は受け身になりがちです。患者さん・歯科医師・歯科衛生士がチームを組み、患者さんの生き方や価値観に合った歯科治療がすすめられるといいなぁ…と思います。

執筆者

歯科衛生士

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