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妊娠中のお母さんへ

2024.07.10

コラム

こんにちは、つきみ野歯科医院です。今回は、妊娠中のお母さんに向けた歯科健診の重要性についてお話ししたいと思います。妊娠中は身体の変化が大きく、歯や口腔内の健康にも影響を及ぼすことがあります。そこで、妊娠中の歯科健診とケアの重要性、そして注意点についてご紹介します。

まず、妊娠中のホルモンバランスの変化により歯茎の炎症や出血を引き起こしやすくします。これは「妊娠性歯肉炎」と呼ばれ、妊婦さんの多くが経験する問題です。妊娠中の歯科健診を受けることで、早期にこれらの問題を発見し、適切なケアを行うことができます。

次に、妊娠中期(妊娠16週〜27週)は、歯科治療を受けるのに最も適した時期とされています。この時期は、つわりが落ち着き、お腹もまだ大きくないため、比較的快適に治療を受けることができます。痛みや不快感を感じたら、我慢せずに早めに受診しましょう。

また、妊娠中であっても安全に麻酔を使用して歯科治療を受けることが可能です。妊娠中の麻酔使用に関しては、適切な種類と量を選ぶことで、母体や胎児に悪影響を及ぼすリスクを最小限に抑えることができます。歯科医と相談の上、安心して治療を受けてください。

妊娠中に特に気をつけるべきポイントを以下にまとめました。

定期的な歯科健診:妊娠が判明したら、早めに歯科医に相談しましょう。定期的な健診を受けることで、歯や歯茎の健康状態を維持しやすくなります。

適切な口腔ケア:毎日のブラッシングとフロスを欠かさず行いましょう。特に歯茎のマッサージや、柔らかい歯ブラシを使った優しいブラッシングが効果的です。

バランスの取れた食事:カルシウムやビタミンを多く含む食品を積極的に摂取し、甘い物や間食を控えるよう心掛けましょう。

早めの治療:歯の痛みや異常を感じた場合は、すぐに歯科医に相談してください。早期の対応が妊娠中の健康維持に繋がります。

妊娠中の歯科健診は、お母さん自身だけでなく、赤ちゃんの健康にも繋がります。例えば、重度の歯周病は早産や低体重児のリスクを高めることが知られています。したがって、定期的な健診と適切なケアは、安心して出産を迎えるためにも非常に重要です。

つきみ野歯科医院では、妊娠中のお母さん向けの健診やケアのご相談を受け付けております。お母さんと赤ちゃんの健康を守るため、ぜひ一度ご来院ください。

お読みいただきありがとうございました。今後も、皆さまのお口の健康を守る情報を発信してまいります。

平井

執筆者

平井

つきみの歯科医院

副院長

2004年神奈川歯科大学歯学部 卒業。
2011年からつきみ野歯科医院に勤務して以来、地域の皆様の”歯の健康”をお守りしてまいりました。
スタッフブログでは当院の診療内容についてや、スタッフ、医院の様子なども楽しく更新していきますので、 ぜひ御覧ください。